アルバム・タイトルは、"The Twelve Symphonic Suites for Unaccompanied Guitar"。 「楽器等も含むあらゆる表現メディアについて、『これはこの様なメディアである』という健在的にも潜在的にもなされるアイデンティティの規定が、そのメディアと、それに関わる表現者自身の、表現限界を現出せしめている。規定を拒絶、破壊すれば、そこに無限の美の宇宙が広がっているのに。我が友人達よ、無限の美の宇宙を、共に飛翔しよう!」 (JINMO) 本作は、アルバム・タイトルの通り、まるで交響曲のように、何層もの音響的レイヤーが複雑に重なり、重厚で、リズミカルな現代音楽、あるいはSF大作映画のサウンド・トラックのように聴こえます。 "燔祭"体験と同様、エロスとタナトス、両極のものが、実はDNAの二重螺旋のように絡み合ったひとつのものであり、JINMOが常々言うところの「生死無境」の響きが、このアルバムからは強く発せられているように私は受け止めています。 意外なことに、無伴奏ギター独奏によるアルバムは、昨年2月にリリースした第80作"Eternal Moonbeam On Elysium"以来、1年2ヶ月ぶりになります。 "燔祭"と同様、本作は非常に大量のパート(声部)が、様々な周期や動き方でパンニングし、それが作品においての重要な要素の一つにもなっています。 前作"Hell"から僅かに8日。 HARI Avant-attaque、Ageha Avant-attaque |
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