+++ JINMO通信 (2009年10月31日号) +++

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
演奏会のお報せです。
今回は3つまとめて!

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『まるで、子供の頃、数人の友人達と押し入れの中に籠って浸った秘め事のような...。或は閨房の睦言...。そう。この赤と黒の極狭閉鎖空間は、演奏家と観客、つまり私とあなたが、心身もつれ、心身絡み合う閨房。肩を抱き、耳元で愛をささやくように、その日の音はあなたの耳殻を舐めるだろう。その時、サン・タンジェ夫人が、ウージェニーが、ミルヴェルが、ドルマンセが、ヴァニラの香りとともに臨在し、閨房は発酵する頭を抱えた眠れぬ紳士淑女を孕んで、激しく胎動し始めるだろう。待ち遠しい。あなたが私の隣に座り、肩を触れさせるのが、待ち遠しい。』
(JINMO)

今年1月におこなわれて大好評だった"閨房音楽会"。
ついに"第弐夜"が実現します!

2009年11月7日(土)
【閨房音楽会・第弐夜】

銀座/ヴァニラマニア
東京都中央区銀座7-7-7-2F
地下鉄(丸の内線・銀座線・日比谷線)
銀座駅A1/A2出口より徒歩5分
03-3571-3337
開場/18:00、開演/18:30
チャージ/¥3,000+ドリンク代(600円から)
(ちなみにドレス・コードはありません。どなたでも御気楽な格好で御入場できます。)

http://www.vanilla-mania.com/

『ヴァニラハ興奮性ノ植物デアル。』
(マルキ・ド・サド侯爵)

東京銀座に、エロス、フェティッシュ専門画廊として世界に冠たる "ヴァニラ画廊"がある。
その直営によるサロン&バー、その名も"ヴァニラマニア"。
偏愛的美学愛好家のための隠れ家。
発酵する頭を抱えた眠れぬ紳士淑女よ。
この止まり木にてしばし休みたまえ。
異形の魂のために分け隔てなく用意された余次元の結社。
今宵も懐かしい昭和的退廃の屋根裏での饗宴に。

『"ヴァニラ・マニア"御開店おめでとうございます。
その空間には美意識が充満し、天界は雨音で呼応する、そんな雰囲気のお店でした。
ジョルジュ・バタイユ、アンドレ・ブルトン、そして若き日の岡本太郎さんら"コントル・アタック"のメンバーが秘密集会をおこなっていた1930年代の、グランゾーギュスタンのカフェの2階 ... 、牙をむく野生と知性の聖域となり、バタイユ、ブルトン、太郎さん達の亡霊が踊りだしますように。
今後の御発展を祈願いたします。』
(2008年8月、JINMOが"ヴァニラマニア"オーナーに宛てた手紙より)

さて、2009年11月7日(土)。
JINMOがこの牙をむく野生と知性の聖域に、再び"音"を解き放つ。
題して、"閨房音楽会・第弐夜"。

10人も入れば満杯になるような、まるでクロークか、或は閨房であるかのような陽光届かぬ極狭閉鎖空間。
観客はJINMO自身と肩触れ合う距離に座り、眼前僅かに数10センチでその"音"を浴びる。
音楽会にはつきものであった、ステージ対客席という常識構造は破壊され、観客はJINMOと一体化するように、"音"の創出に立ち会う。
表現者の放つ"音"と共に、その"呼吸"、その"鼓動"、そして、その"魂の動き"を感覚せよ。
体験し逃すな、これぞ興奮性の"閨房音楽会・第弐夜"也!!!

【非常に座席数が少なく狭い空間です。立ち見が増えた場合、入場制限の可能性もあります。
確実に入場を希望される方は、Avant-attaque(info@jinmo.com)への事前予約をお薦めいたします。】

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マニアならもうご存知、魔器"Jinmoid"。
特殊素材MTMによる完全中空一体成形の弦楽器にして、JINMOシグネイチャー・モデル。

http://www.basslab.de/jinmoid.html

http://www.jinmo.com/main_words/words_19.html

今年4月、ドイツでおこなわれた"Frankfurt Musik Messe 2009"で発表され、大きな話題になりました。
この"Jinmoid"が、遂に日本でも発売開始されます。
"楽器フェア2009"で、実物のJinmoidが数本展示され、JINMO自身による演奏を交えたセミナーもおこなわれます。

http://neuvellaxe.com/hp_basslab2/jinmoid1.htm

『かつて、ガットギターが鉄弦を用いたマーティンへ、そして電気化されブロードキャスター、ストラトキャスター、レスポール、そしてカーボン樹脂で合理性を追求したスタインバーガー。80年代のスタインバーガーまでは、新技術・新素材が新たな楽器の地平を切り開いていった。やがて、大きな産業となった楽器業界では、ギターはもはや"楽器"ではなくなり、"商品"となり、品質よりも売り上げを維持するために保守化が顕著になる。需要が存在しない新しい価値基準を、楽器製作者が市場に提示する機会は喪失された。この20年間、スタインバーガーから正統進化した系統は無かった。そして、BassLab。スタインバーガーを"ネアンデルタール人"と呼んでも、許される者。』
(ギターマガジン誌連載コラムから引用)

2009年11月8日(日)
【楽器フェア2009・神母威弩セミナー】
時間:13時15分から14時
場所:パシフィコ横浜、プレミアム・ギターショウ・ステージにて
料金:セミナーは無料ですが、楽器フェアへの入場料は必要です。(当日1,000円、前売800円)

http://www.musicfair.jp/

なお、楽器フェアの会期11月5日から8日まで、Jinmoid国内発売元の"ノイベラックス"社の展示ブースにて、数本のJinmoidが展示されます。
試奏はもちろん、購入も可能です。
詳しくはノイベラックス社まで。

http://neuvellaxe.com/

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政令指定都市化記念、岡山発のドーム・フェスティバル、岡山"響"音楽祭にJINMOが参加します。

2009年11月8日(日)
【岡山"響"音楽祭】
時間:フェスティバル自体は13時開演ですが、JINMOの出演は19時頃からを予定しています。
場所:岡山ドーム
料金:当日6,000円、前売5,000円

http://www.hibikimusicfes.jp/

JINMOは14時の楽器フェア終演後、新幹線に飛び乗り、即移動。
19時頃から、 岡山"響"音楽祭のPepperLandブースで演奏。
その後、即、岡山ドームのメインステージに上がり、 かつて無い岡山最大規模のフェスティバルのクロージングとして、魔器Jinmoidによる自然倍音の"響"で、祝祭色の濃い大爆奏を轟かせる予定です。

---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---
http://www.jinmo.com/
info@jinmo.com