JINMOのこぼれ話 (文責:皇十夜)


2002年

2月27日

 とあるサイトの御紹介。まずは次のURLへGO!

http://discographie.be/2/jinmo.php

『JINMOの実験室でギターが生まれる・・・』とタイトルされたこの論文、書かれたのはベルギーの方のようです。フランス語でびっしりと3ページ!なにが書かれているのか非常に気になるところですが、フランス語ではまったくのお手上げ状態。なにやら"琴","尺八","三味線",そして"谷崎"(潤一郎)などといった単語が見てとれるのですが……。Web翻訳も仏日対応してるところ、見つからないし(唯一BIGLOBEだけ、でもBIGLOBE会員限定)。というわけで、どなたか内容が解る方いましたら、御一報ください。

 それにしても、ここ、ちゃんと今のURLにリンクされているんですよね。ということは、英語ページの『JINMO通信』や『AVANTRONIX』を読んでるわけで。どうもまじめな方のような印象受けるんですが、あそこの"AvaAva and TroTro doing Nix"なん珍訳見て、どう思ってるんでしょうね(^_^;


2001年

12月15日

 佐賀のさかもっちゃん様からライヴレポートが届きましたので、ここに紹介します。

2001.10.30(火)唐津市高齢者ふれあい会館「りふれホール」でのJINMOライブリポート

MC:「今、赤ちゃんが泣いていますが、お母さん、気にすることはない。僕の演奏に合わせて赤ちゃんが泣けば、それはきっと素敵な音になるから・・・。それでは演奏を始めます。」

1曲目『MIDNIGHT』〜前回の多久「たんぽぽの家」の時は2曲目に演奏されたこの曲。今回は栄えある1曲目となった訳だが、より静かに始まり、より優しく演奏された。ホールの反響が心地よい。

2曲目『唐津の海鮮丼は美味しい』〜素材とタレと最後のコーヒーがよほど気に入って頂いたのだろう。1曲目との落差が激しい、いきなりのナノピッキングによる小曲。これで完全にJINMO氏のペース。

3曲目『破壊せよ!そして垂直に昇天せよ!』この曲を懐メロと呼んでしまうあたりがJINMO氏らしく、「200数十年前の曲なのですが、ここには高齢者が多いから知ってる人もいるかも知れない。」は良かったですね。佐賀公演は平均年齢全国一?演奏は前回にも増して起伏の激しい情熱的なもので、より一層題名に向けて進化したように感じられた。

4曲目『聖ミカ』〜ひばりがおか学園のミカちゃんが大好きなリズム・音域・旋律を基に構築されたこの曲。実は私も大好きで(勝手に自分のテーマソングだと思いこんでいる)、この曲を知ったことによりJINMO氏の佐賀公演が実現した。ホールの反響が素晴らしく、中盤のフェードアウト&フェードイン部分では生のタッピング音を聴く事ができた。

5曲目『ロマンス』「僕がギターを弾き始めた10歳の頃、だからそう・・・今から10年程前に弾いていた曲です。」やはりこのコメントが無いと始まりませんね。

6曲目『20世紀の賛美歌』冒頭のテーマ部を弾き始めたと思ったら、突然フェードアウトしてMC。米国同時多発テロに対する氏のコメントだった。内容はJINMO氏自身の口から発せられたものを聞くのがフェアだと思うのでここには記載しませんが、最後に「この曲を、今アフガニスタンに行っている正義を信じる人に捧げます。」と言い終えて、フェードインして曲に戻った事を記します。

7曲目『乳房』「子供が泣きやみましたね。(中略)お母さん心配だったでしょう・・・。あなたの為に演奏します。」何度聴いても優しい曲だ。というより聴く度に優しさが増加しているように感じる。お母さんもとても喜んでいたし、私の近くにいた小学校低学年の女の子が、ゆっくりと身体をくねらせていたのが印象的だった。そこに何を感じたのか定かではないが、とても気持ち良さそうであった。

8曲目『アジアの純真』「僕はパフィーの由美ちゃんが好きで・・・。」には少し意外ではあったが、翌日の長崎へと向かう出発の駅で、パフィーの写ったJRのパンフを嬉しそうに手に取るJINMO氏を見て“ファン歴長し”を感じた。演奏(歌)は「♪北京ベ!」で終わった為、貴重なレアテイクとなった。氏曰く「こういう事をやると、お尻の方からジワジワと恥ずかしさがこみ上げてくる。」でも少し嬉しそう。

9曲目『轟々竹山』高橋竹山の紹介と、彼への想いを熱く語るJINMO氏。ほとんどの会場で演奏されるであろうこの曲。ほとんどの会場で話されるであろうこの想い。間違いなくJINMO氏のエネルギー源の一つは、爆発的な“好き”という感情に由来していると信じる。演奏の構成も「天国の竹山が踊り出しますように」の言葉通り、よりアグレッシブな進化を遂げていた。特に猛吹雪に立ち向かう三味線フレーズは、“音が鬼の形相”であった。実は、会場を後にした時点でJINMO氏に言われるまで全く気が付かなかったのだが、ローチューンのスラップフレーズ〜E-BOWによる尺八を思わせるフレーズ後の深く歪んだホールドディレイ&激ソロ部が無かったのだ。しかしそれは今会場での『轟々竹山』がそれを必要としない程に再構築されていたからだと推察する。会場を後にするお客様方の口から出た曲名でダントツの1位がこの曲であったから、それは間違いない。

10曲目『ゴジラ』「最後の曲は静かに乙女チックに終わった方が良いですか?あんまりいらっしゃらない様なので、激しく終わります!ゴジラという曲を演奏します!」会場からは、待ってましたの拍手!「ホントにい〜のかな〜?」なんて言っておいて、ホールに轟く鳥肌立ちまくりの爆音足音!銀幕が無いのにそこはもう映画館!というより映像がない分余計にゴジラのイメージが眼前に迫り、火炎放射をまともにくらってしまった!演奏が終了しても拍手は鳴り止まず、速攻アンコール突入!

11曲目『さくらさくら』琴によって演奏される事の多いこの曲、当然だが誰もが“舞い散る花びら”のイメージを出そうとする。しかしJINMO氏の場合、“花びら”以上に“桜の幹”や“風”を感じるのは私だけだろうか?“宙を舞えよと誘う風”“行くなと引き留める幹”“その狭間で戸惑う花びら”が織りなすドラマの様に感じる。あくまで私感ですが。

残念ながら会場の撤収時間の都合でここで終演となった訳だが、ロビーでCDを販売している処へJINMO氏登場。サインをし始めたと思いきや「ここで演奏しよう!ギター取ってくる!」と言い残し楽屋へ直行!「生音で弾くのかな〜?」と思っているとJINMO氏の後ろからギターアンプを転がしてくるスタッフ1名。すっかり忘れていたのだが、当日会場には友人から私に返却されるべくギターアンプが1台あったのだ!スタインバーガーからジョージL'sのシールドを経てヤマハのトランジスタアンプ直で始まったのは『轟々竹山ロビーバージョン』まさかのハプニングにそこにいたお客様は大喜び!私は過去最大級の鳥肌!アンプのセッティングは至ってノーマルなクリーンサウンドでほんの少しのリバーブのみ。にも関わらず出てきた音は最高のJINMOサウンド!「マジかよ〜!!」と我が目・我が耳を疑っていると、ノってきたJINMO氏!お客様の前に移動し推定10cmの至近距離で展開されるナノピッキングの嵐!ここでシールドが抜けては元も子もないと、可動範囲をアンプもろとも移動。ホールの職員さん(けっこう高齢の方)も何事かと駆けつけて、そのまま聴衆の一人と化しておりました。

最後に・・・会場を後にする際、職員の方に挨拶に向かおうとした私に「一緒に行きましょう。」と言い、同行して下さったJINMO氏と、私達の車が出発するまでドアを開けて暖かい光を闇の中に照らして見送って下さった職員の方に重ねて感謝申し上げます。

7月10日

・JINMO謎のブラックボックス《幽玄》発売決定

 ここ数年、JINMOがライヴの際に手元で操作している謎のブラックボックスを知っていますか?

 この度、このブラックボックスが《幽玄》という名称で一般発売される事になりました。発売元は【出屋】(イデヤ)。

購入された方には、JINMO自身による《幽玄》の解説とライヴ映像を収めた《幽玄》解説ビデオがついてきます(ビデオの単独発売もあります)。

5月20日

 現在発売中の『ムー』6月号P16〜17・「カメラにとらえられた謎の影」という記事が出ています。そのP16の中段の写真、きらびやかな着物を着てギターを構え、少女と対峙しているJINMOの右肩に、なんと人の手とおぼしきものが写っています。
 

 これは、1stアルバム『ARS NOVA JINMONIA Vol.1』の時のジャケット撮影用に撮られた一枚。この時撮られた別の写真には、手は写ってません。JINMOいわく、
「ちゃんとしたプロのカメラマンの人が、ちゃんとした撮影スタジオで撮影したものなので、ミスとは考えにくい。けれども、これが即、心霊写真だとは思わない。たまたまハードウェア的ななんらかの条件が重なって、フィルムに(元々手が写っていた写真と)二重に焼き付けられたのかもしれない。ただ不思議な写真だなとは思います。」
 

皆さんも書店で確かめてみてください。真相は如何に?

1月17日

・「ひばりがおか」ギターマガジンインタビュー

 先日(1月13日)発売された“ギターマガジン誌2001年2月号の50〜51ページに“ひばりがおか”についてのインタビューが掲載されています。
 純粋な無伴奏ギター・ソロ・スタイルで行なわれた70分近くにも及ぶ即興演奏を、オーバーダビングはもちろん、編集や加工を一切施さずに完全密封したJINMOのニュー・アルバム“ひばりがおか”。
 多彩すぎるほどのトーンとあまりにも表情豊かなフレーズ、そして溢れんばかりのエネルギーが渦巻く本作は、聴くというよりも体感するものだと言えるだろう。そして体感することにより、その70分というひと時を彼とともに分かち合うことができるはずだ。
 この愛すべき問題作が生まれ出た背景、そして即興演奏という名の創造行為について話を聞いた。
(ギターマガジン2月号P50より、抜粋)

 というリード紹介文に続いて、見開き2ページにギッチリと小さな文字で、濃厚で重く、かつ慎重なインタビューが行われています。既に“ひばりがおか”を聴かれた方も、これからの方も、是非、御一読を。

1月7日

・『特集:21世紀のための音/音楽ガイド』

 現在発売中の季刊“InterCommunication/No.35 Winter 2001”(NTT出版/http://www.ntticc.or.jp/pub/ic_home_j.html)の<特集:21世紀のための音/音楽ガイド>に、JINMOの"コントル・アタック・ガンマ"が取り上げられています。現代音楽家クリストフ・シャルル氏による記事で、武満徹、湯浅譲二らの"実験工房"、高橋悠治の"音楽のおしえ"などと並んで、<私の感じる日本の音-10枚>の内の1枚として、21世紀のために紹介されています。
『あらゆる時代の音楽は、彼の粉砕器を通してカラフルな火花として出てくる。』

というシャルル氏の言葉とともに、ガンマのジャケット写真がひときわ大きく掲載されています。ぜひ、一読を。


2000年


11月18日

その壱:

 昨年のB&W-G3に続き、ことしも新たにコンピュータをいれました。グラファイトとキーライムの2台のiBook(FW)SE。その内、グラファイトの方はメモリをMAXの320メガにし、メタシンセを中心にサウンド・ヴィジュアル・マシンとして、レコーディングやライブで今後、積極的に使う予定!

 ・・・・・・さて、来年は?(^_^;

その弐

 生駒市教育委員会主催のイヴェント<JINMO:ショック・オン.ザ・ラスト・センチュリー>は大成功!ホールの客席の四隅にスピーカーを配置し、サラウンド・サウンドの完全リアルタイム.コントロールを実現。コントル・アタック・ガンマに収録の<ナノ・ピッキングの旋回>がなんとライブでおこなわれた。また久々にサンプラー、シンセ、コンピュータ、デジタル.レコーダなどのマシン群を、MIDIギターでコントロールし、東京コレクション以来の<スワン・レイク>も演奏された。総演奏時間は2時間を超えた。縦横無尽に移動する音群に聴衆は大喜び!

8月9日

 STEINBERGERからすっかりメインギターの座を取り返したMEWですが、今回はそのMEWのお話。MEWをじっくり見た事のある人なら気が付くと思いますが、一種独特の艶を持ってますよね。この艶はいったいなにによるものなのかというと、実はイボタ虫という虫の体表から取れるワックスだとか。このワックス、イボタ蝋とよばれ、高級桐箪笥などに使用されるもの。さらっとした独特の光沢が特徴だとか。虫の分泌物のワックスなんていうと随分けったいなものをと思うけれど、実はそんな高級なもの使ってたんですね。

 ってことで、これがそのイボタ蝋です。

6月3日

 ツアーのこぼれ話がいくつか入ってきてるので、ご紹介。

 1) 既に目にした方も多いかと思いますが、MEWを改造しました。事の起こりはここ暫くのメインギターだったスタインバーガーが盗難にあった事。ツアーは残っている、エフェクトの設定は全てスタイン仕様になっている、ということで急遽MEWを改造する事に。改造の要点は次の通り。
i. ピックアップをEMG89に
 
ii. 3バンドEQを搭載

 この3バンドEQが強力で、音色の可変幅は格段に広がりました。すべての改造はアトランシアの林氏によるもの。ノブやジャックなど、非常に丁寧で美しい仕上がりになっています。

 当初はスタインバーガーが戻ってくるとは思っていなかったので今後はMEWをメインに戻すつもりでしたが、運良く戻ってきてしまい、今後ツアーにどのギターを持っていくか、頭を悩ませているJINMOです(しばらくはMEW改のお披露目が続くのかな?)。

 2) 5月16日、福山ポレポレでのライヴのこと。ハイチ共和国のパーカッショニストのガストン・ボンガ・ジ−ンバプティスト(グレ−ス・ジョ−ンズのツア−・メンバー等の仕事をしているミュージシャン)と出会ったJINMO、そのままライブで、セッションしてしまったそうです。予定外の出来事で、福山ポレポレに観にいっていたお客さんは、とても貴重な体験をしたのでした。

 3) JINMOの最近のツアーの楽しみ、それは、おねえちゃんと2ショット写真を撮るということ。目標1000ショットだそうです。5月20日の枚方BLOW DOWNで、楽しいフォトセッションがおこなわれたとか。目標達成はいつごろになるんでしょうね。

4月29日

 現在、ツアー中のJINMO。ツアー先では色々な方から様々な差し入れを頂いています(差し入れしてくださった方々、どうもありがとうございます)。で、これからJINMOになにか差し入れなどをと考えている方々へ。

 フルタのチョコエッグというものを御存じでしょうか。ミルクチョコのカプセルの中に動物たちが入っているという代物なのですが、この動物がとてもよくできていて(あの海洋堂製!)。今、JINMOはこの動物達にはまっています。日本の動物シリーズ全96種、現在コンプリートに燃えています。

 というわけで、JINMOへの差し入れにこの「フルタのチョコエッグ」を持っていくととても喜ばれます。10個入りの箱でならなお良し。コンビニやお菓子屋さんで売っているので、ぜひ箱買いして差し入れしてください。

4月23日

 去る4月11日、学研のあのマニアック・オカルト誌“ムー”のインタヴューを受けました。5月9日発売の6月号に掲載されます。オカルト,トンデモ方面にも博識なJINMOだけに、どんな話題が展開されたのか、楽しみです。「これでまた奇人、変人、怪人度がパワ−・アップしてしまいます。」とは本人の弁(^_^; とにかく、5月9日をお楽しみに。

1月22日

 新春映画、『ゴジラ2000ミレニアム』はもう見ましたか?実はこの映画、あるモブシーンでJINMOおよびハリさんがエキストラ出演しています。横浜の一部で配られたチラシでは逃げ惑う人々の中に黒衣のJINMO&ハリさんが確認できましたが、残念ながら、映画の中では非常に確認しづらいようです。今のところ、こちらに届いた、あれJINMOさんじゃないの?という声は1件のみです。あなたも『ゴジラ2000ミレニアム』の中にJINMO&ハリさんを探してみませんか?見つけたよ、というかたは是非ご一報を。


1999年


11月20日

 久しぶりのこぼれ話でございます。

 ツアーも残り少なくなってきて、各地でJINMOのライヴを体験した方も多いかと思いますが、どこかここしばらくと変わったなと思った方もいらっしゃいましたでしょうか。そう、JINMO、なんとなくマッチョになったと思いません?実はこれはツアー続きで精悍になったというわけではなく、秘密があるのです。

 今、巷で密かな話題になっているフィットネス用具、ボディブレード。実はJINMOも愛用者の一人でして。最近の引き締まった体はこれの産物だったりします。

 事の起こりは奥様のハリさんが、深夜の通販番組でこれを観たこと。1日数分の運動で見る見る痩せるという文句に、ウソだあと思いながらも試しに購入。数日後、モノが届き、さっそく試してみたところ、1ヶ月で4kgも痩せるという素晴らしい結果が。ツアーから帰ってきたJINMOにも薦めたところ、なんと2週間で6kgもの減量に成功!こうしてJINMO家にフィットネスブームが訪れたのでした。以来、毎日ボディブレードを欠かさないのはもちろんのこと、体脂肪減量番組を欠かさずチェックしたり、体重計を体脂肪率を計れるものに買い替えたりと、フィットネスブームは衰えることを知らない模様です。

 マッチョに生まれ変わったJINMOの体をチェックしたい方は、ツアー最終日、吉祥寺MANDARA IIでのステージをお見逃しなく(^^;

7月27日

 JINMO宅にまたまたニューマシンが。今度はついにG3(^-^) 400MHz,DVD付きがディスプレイと一緒にどどーーーんと鎮座ましましております。

 事の起こりは今度の楽器フェアでのミディアでのデモ。ミディアさんからLOGIC AUDIO 4.0のデモを演って欲しいと依頼されたわけです。以下やり取り
JINMO
「では(ギターで)こうボンボーンとやったやつをエフェクト処理でうんぬん、ヒャラヒャラーとやったやつをうんぬんしてドラムからストリングスにまで加工して、ミックスしてCD−Rに焼いてはいどうぞ(^^)ってのではどうでしょう」
 
ミディア
「そこまでやっていただけるんですかっ。ありがとうございます、出来る限りのサポートはさせていただきますので」

 ということで、ミディアさんの御好意によりなんとLOGIC AUDIO 4.0にAudioWerk8(サウンドI/Oボード),Uniter8(MIDIインタフェース)までをセットアップしていただいたわけです。さすがにG3本体は自費でしたが(^^;

 こうしてG3と共にHDR環境も手に入れたJINMO、もうG3一筋かとおもいきや、すでに心は9月発売予定のiBookに移っているようで(苦笑) JINMOのマシン遍歴はまだまだ終わりそうもありません。

6月2日

 レコーディングも終了し、時間が取れるようになったJINMOがすることといったら、これしかありません。そう、FF8(^^; 巷では賛否両論両極端のようですが、JINMOの評価は
「今までのシリーズ中で最も面白い」

だそうで。いわく、ゲーム中に様々なイベントが織り込まれていて、クリアすることよりも、今日は何して遊ぼうか、という方向へ興味が向かい、早々とクリアするのがもったいない、とのこと。実際JINMOは最初のクリアまでに100時間以上をかけじっくりと楽しみ、さらに最初のクリアの瞬間はムービーに保存していつでも観れるようにしてあるとか。ジャケット撮影後の筋肉痛の間もFF8を堪能したJINMO、当分はFF8な日々が続きそうです(^_^;

3月21日

 少し前の話になりますが、横浜のB.B.ストリートでの遠藤ミチロウさんのライヴでのこと。アンコールが続き、もうこれで最後か、となったとき、「もう少しやりましょうよ」の声とともにJINMO乱入。やおらステージへと上がり、PA無し、アンプ直の生音で延々20分以上にわたってインプロを繰り広げたとか。かき鳴らされ続けて弦が3,4本切れたギターとへとへとになったミチロウさんへ、更にもう1曲「ロマンチスト」。
ミチロウ「まだやるんですか(;_;)」

さらにもう1曲続けようとするJINMOへ、
ミチロウ「・・・かんべんしてください」

 ちなみにJINMOによると、遠藤ミチロウさんはお金を払ってでも観に行きたい数少ないアーティストの一人だそうで。JINMOに気に入られるのも楽じゃない、というおはなしでした(苦笑)

2月24日

 JINMO宅にニューマシン到着。JINMOの使用コンピュータといえばATARI MEGA II、もう1台のLC 630はハリさんの所有だったわけですが、この度ついにJINMOもMacユーザとなりました。新しいマシンはLC 520。今のところATARIで創ったシーケンスデータをコンバートして保管するのが主な目的だとか。これまでのATARIは動かなくなるまで使い続ける、ということなので、ATARIファンの方はご安心を(^_^; そんなわけでJINMO宅での目下の悩みはこれらのマシンをどう配置するか、だとか?

2月10日

 現在JINMOは今年の夏に予定されている新作のレコーディングの真最中。曲の内容はまだ言えませんが、AKAIのハードディスクレコーダーを複数台駆使してのかなり凝りまくったレコーディングを行っているようです。土日のギター教室(JINMOの自宅で行なわれている)のとき以外は部屋は足の踏み場もないくらいに機材に埋め尽くされてるとか。

 ところでJINMOといえば大のゲーム好きでも知られていますが。そう、まもなく『ファイナル・ファンタージーVIII』が出ます。が、JINMOは発売日購入即攻略を断念してレコーディングにはげんでいます。笑いながら話してくれましたが、きっと心は泣いていることでしょう。そんなJINMOにぜひ励ましのメールを(^^) →アドレスはこちら。現在JINMOが知りたがっているのは、果たしてどれくらいで攻略できるのか(60時間なら3日中断してで終わらせると豪語しております)。ぜひ情報をお願いします。ただし、ネタばれは厳禁ですよ。

1月27日

 去る1月15日(金)に行われた新宿ディスクユニオンでのJINMOの店頭ライヴですが、おかげ様で好評のうちに終了いたしました。当日は店内に人が入りきれずに路上に列が出来るほどの盛況だったとか。この日はわたしの知り合いがいってたんですが、初めての生JINMOのプレイにえらく感激してました。
 さて、冬のライヴも残すところあと1月29日(金)の横浜B.B.ストリートを残すだけとなりました。まだJINMOのライヴを観ていない神奈川近郊の方々はぜひいらしてくださいね。

1月9日

 あけましておめでとうございます。ことしもよろしくごひいきのほどを(^^)

 JINMOのニューアルバム『MOGARI EVE』ですが、おかげさまで好調に売れてるようです。渋谷のタワーレコードにはジャズコーナーに3Dのディスプレイ付きで展示されてるそうで、近くの人は見に行ってみては?で、まだ未購入の方はそこで買ってくると。

 この『MOGARI EVE』、このサイトにも書いた通り、ニューエイジ的なものを狙ってます。で、希望としてはニューエイジだのヒーリングだのニューインストゥルメンタルだののコーナーに置いてくれるといいなあなんて考えてたようです。でも実際にはやっぱりジャズのコーナーに置いてあるのが多いんですよね。私まだジャズコーナー以外で見たことないですもん。秋葉原のどこかでヒーリングコーナーに置いてあるっていう報告があったのが唯一の発見例です(^^; でも、JINMOってジャズなのかなあ?


1998年


10月24日

 というわけで、めでたくオフィシャルサイトとなりました。実のところ、ハリさんがオフィシャルサイトを作っていたはずなのだけれど、「とてもここ以上のものは出来ない(>=<)」ってやめてしまったようで(^^; オフィシャル化したのはうれしいけど、ハリさん作のも見たかった気が・・・うーん、ちょいと複雑(^^;

10月11日

 新作の販促用のチラシを見せていただきました。ジャケット、奇麗ですよ。どことなくマイク・オールドフィールドしてるけど(^^; 11/21発売ですので、みんな予約しましょう。

 で、JINMOの近況ですが、今回は学研の担当の方ががんばってくださっていて、その分本人は時間があるのか、かなりどっぷりとネットサーフィンに漬かりきってるもようです。テレホーダイにも加入して夜中中そこら中飛び回って迷子になってるとか(^^; そこで発見したことを。

 JINMOのアルバム『LIVE AT KNITTING FACTORY』ですが、なんとアフリカのなんとかいう島だかどこだかで通信販売でとりあつかわれているようで。しかも、米盤,日本盤のほかに、独盤までもが存在して通販対象になっているようです。以前このアルバムがドイツでなんかのレコード賞もらったということをききましたが、これはこの独盤のことだったのね。ちなみに、独盤の存在、JINMOはこれで初めて知ったとか(--; 賞もらったのも2年ほど経ってから聴いたそうだし、マイケルさんしっかりしてよ、ほんと(^^;

9月10日

 ついにJINMOのところにもインターネット環境が!以前からJINMO自身かなりの関心を持っていたので、ようやっと、という感があります。これで連絡にe-mail使えて楽になるわ(^^;

6月1日

 5月29日の浜松でのライヴでもって、春の国内ツアーが終わったわけですが、そのこぼれ話を少々。

・今回のツアー、機材はZOOMのマルチエフェクター8080とギター数本のみ。これにシールド等の小物類やヴィデオ,CDを加えたものをスーツケースにいれて持ち歩いたわけですが、今回このスーツケースが大変なことに。
 10日の下北沢でのライヴが終わった後、機材をスーツケースに詰め込み、いざ北九州に向けて出発っ、となったところで、なんかスーツケースの具合がおかしい。なんとスーツケースのキャスターがおかしくなっていて、押しても引いてもうまく動かない。とはいえ買い替えるのもなにかと手間がかかって面倒。困ったJINMOはそのまま30kgもあるスーツケースを片手で持ち上げ、少し歩いては降ろすという作業を繰り返しながらツアー中の移動をこなしたそうだ。
 結局このスーツケースは姫路でのライヴで実家に戻ったときに処分し、そこからは新しいスーツケースで快適な移動ができたそうな。

・ツアーの評判は上々だったようで、行く先々でCDが売れたようだ。JINMOが最初に持っていった分は早々に売り切れ、追加分を送ってもらったほど。こんなことはあまり無いそうで、随分喜んでました。

・で、CDが売れて儲かった分、色々と買い物も?と思ったら、これが全然。使ったお金は交通費、宿泊費、食費の他は煙草代くらいだったそうで。唯一の買い物が京都の平等院で購入したしおりだけ。値切り魔で知られるJINMOだが、さすがに相手がお寺さんでは値切り交渉はしなかったとか。

                       文責:皇十夜