Uberactive Harmonixer (ver.1.0)

01. Uberactive Harmonixer 01 (05:00)
02. Uberactive Harmonixer 02 (05:00)
03. Uberactive Harmonixer 03 (05:00)
04. Uberactive Harmonixer 04 (05:00)
05. Uberactive Harmonixer 05 (05:00)
06. Uberactive Harmonixer 06 (05:00)
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08. Uberactive Harmonixer 08 (05:00)
09. Uberactive Harmonixer 09 (05:00)
10. Uberactive Harmonixer 10 (05:00)
11. Uberactive Harmonixer 11 (05:00)



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『25年前、最重度重複障害を持つ強度行動障害者を対象にした演奏会を始めた頃、彼ら同様、私自身も大音量でのハーモニクスとパンニングのもたらす快感に酔いしれた。以後、ハーモニクスとパンニングの研究と実験は続けているが、実はそれらを上手く制御する瞬間よりも、それらが思ってもみなかったまるで化学変化のような、予想外の美しい響きを実現する瞬間に立ち会うことがあり、そんな時はいつもゾクゾクするようなより激しい快感に包まれる。約12,000の外有毛細胞と、約3,500の内有毛細胞が、一斉に風に踊る草木の如く歓喜するような。』
(JINMO)

アルバム・タイトルの“Uberactive Harmonixer”とは、「様々な物理的・霊的事象と完全協和を実現するもの」という意味だそうです。
冒頭のJINMOの言葉中の”ハーモニクス”とは、弦楽器演奏において、弦から自然倍音を弾き出すこと、また”パンニング”とは左右のチャンネルにおいての音の位置、或いはその位置移動を表します。
11曲のハーモニクスによるギター・オーケストレーション作品が収められているので、当然のこと、非常に強く心地よい調性感をもったアルバムとなっています。
大量のギター音が、複雑に重ねられていますが、濁ることなく、音が澄んでいて気持ち良いのは、ハーモニクスならではのもの。
楽器演奏のはずなのに、聴き入っていると、いつの間にか、まるで自然の環境音に包まれているような錯覚に陥りました。
それらをより楽しんでいただくためにも、是非、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Impromptu 140529”から僅かに7日。
通算第192作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第173作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)