Yeckate (ver.1.0)

01. Yeckate 01 (07:16)
02. Yeckate 02 (07:16)
03. Yeckate 03 (07:16)
04. Yeckate 04 (07:16)
05. Yeckate 05 (07:16)



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『"Yeckate"とは、スタンリー・キューブリック監督によって映画化された、アンソニー・バージェスによるディストピア小説、"時計仕掛けのオレンジ"で使用される未来のナッドサット言葉(ティーンエイジ言葉)で、"To Drive”を意味する。”オーバー・ドライブ”や”ハードコア・ドライブ”という言葉では表現しきれない、言わば”時計仕掛けのオレンジ・ドライブ”の感触が必要で、このナッドサット言葉をタイトルに使った。この言葉が想起させる壮麗な暴力性が、この音に必要だった。』(JINMO)


“Yeckate”は、”イェッケト”と発音するそうです。
“時計仕掛けのオレンジ”の登場人物達が使うナッドサット言葉は、アンソニー・バージェスによる造語ですが、この“Yeckate”はロシア語から派生して造られた単語だそうです。

収録された5曲はいずれも、近未来的なクールでソリッドなマシンビートが、曲の後半から徐々に荒々しく崩れ始め、最後には野獣性に満ちた、まるで殴る蹴るという暴行の様相を呈していきます。またイントロのシンフォニックな音がフィードバックを誘発し、それは曲中、一度も途切れずに終始、鳴り狂っています。
その上に一聴して奔放に聴こえますが、実は重厚に組み立てられたギターによる非楽音(その多くがプリペアード・ギターで発せられたものだそうです)のオーケストレーションが、複雑なパンニングと共に飛び交います。
なんだか野獣の捕食シーンのような…、JINMOが”壮麗な暴力性”と言ったのもよく理解できる音です。

パンニングの効果をより楽しんでいただくためにも、是非、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Uberactive Harmonixer”から僅かに33日。
通算第193作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第174作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)