+++Uranicus (ver.1.0) +++


Uranicus (ver.1.0)

2018/12/24 リリース(avantattaque-0223)
全2曲 (total. 03:23:07)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ウェブ・ストリーミング版
ジャケット写真 : JINMO
ジャケット・デザイン : JINMO
Created by : JINMO
Published by : Avant-attaque

【収録曲目】

01. Uranicus Essentia (05:07 - 39.0MB)

02. Uranicus (03:18:00 - 1.69GB)




2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。



作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。




『今年もまた昨年以上に、地球規模で非常なる暴挙騒乱混迷の年であったが、またこうして無事クリスマスを迎えられることに感謝し、慈悲と寛容を美徳とするような世と成せ給へと願い祈る。天に在ます我儕の父よ。願くは爾名を尊崇めさせ給へ。爾國を臨らせ給へ。爾旨の天に成る如く地にも成せ給へ。我儕の日用の糧を今日も與給へ。我儕に罪する者を我儕が免す如く我儕の罪をも免し給へ。我儕を試探に遇せず悪より拯出し給へ。國と権と榮とは窮無く爾の有なれば也。アメン。』(JINMO)

2007年”Mass”、2008年”Melchior”、”Balthazar”、”Casper”、2009年”amor et mors”、2010年”I’m praying”、2011年”Incarnatio”、2012年”Virgin”、2013年”The Doors of Perception”、2014年”Nativity”、2015年”The Celebration of Beauty”、2016年”Baptismus Sonitus”、2017年”Eulogia”と、毎年リリースされてきたJINMOのクリスマス・アルバム。
今年は、3時間18分の超大作と、そのエッセンス版5分7秒バージョンの全2曲、合計3時間23分7秒のクリスマス・アルバムです。もちろん、毎年聴かれる教会の鐘の音も入っています。

タイトルの”Uranicus”とは、ラテン語で、”ウラニクス”と読み、「天国のような」と言う意味だそうです。

何度も何度も寄せては返すようなクリアトーンでのグロッソラリア・インプロヴィゼーションと、混声合唱とシンフォニーからできたようなギター・オーケストレーションの音塊。その合間にずっと鳴り響く教会の鐘。そして、Jubilusシリーズで体験させてくれた超高密度の倍音バイノーラル・ビーツ・オーケストレーションが終始聴覚を刺激し続けます。それは、可聴域総ての領域を更に超えて、超音波帯域をも含む全帯域で、認識しきれない程に複雑、緻密な差音現象が渦巻いて生成するバイノーラル・ビーツのカオス。
繰り返される音塊、実は同じものはただ一つも無く、3時間18分の間、一つ一つ常に異なるものになっていて、単なるミニマル・ミュージックではないのです。
全体としての印象は、サイコ・アコースティック・ドローンとでもいいましょうか。喜怒哀楽の全てを含んだような情緒的影響力を持つような響きで、ずっと聴いているうちに、言わば法悦と言うに近いような心地良い酩酊感にすら包まれていく思いです。

『自然界において周波数の近い2種の音の合成は、
単なる和声ではなく存在しなかった新たな周波数によるビートを発生させる。
例えば500Hzと510Hzの合成では、新たに505Hzによる秒間10回の低周波ビートが発生する
この現象は脳内部においても、類似した、しかし更に興味深い状態で起こる。
左右の耳にヘッドホンを使用して、完全に独立させた2種の音を各々に聴かせると、
自然界の物理現象としてではなく、あくまで脳内の主観的現象として、
新たに第3の周波数による低周波ビートが認識されてしまうのだ。
この現象はHeinrich Wilhelm Doveによって1839年に発見され、”Binarural Beats”と名付けられた。
1970年代以降、脳波を誘導同期させる手段として注目され、研究がおこなわれている。
体外離脱など変容意識体験を導き出すとの報告も多い。』
http://en.wikipedia.org/wiki/Binaural_beats

本作の音世界の広がりと奥行き、何より差音現象によるバイノーラル・ビーツをより楽しんでいただくためにも、是非、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ジャケット写真は、2017年正月の瀬戸内海にて、雲間から炸裂するような天国的光線を、JINMO自身が撮影したものです。
皆様に天的祝福がありますように。
では、良いクリスマスを!!!

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Eulogia (ver.1)”から、実に364日。
通算第242作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第223作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)