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無眼球室
眼球室

番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2015年3月30日号) +++


特報です。
新たな美と知の子宮、あの”美学校”で、異様なまでにユニークな展開を実践するJINMOの講義が、4回に渡り一般公開されます。
春期特別一般公開講座 “音楽の話”。
このレアな機会に、どうかあなたも是非、貪欲に御参加ください。

http://www.jinmo.com/nou.html

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【美学校 春期特別一般公開講座 “音楽の話” JINMO】

http://bigakko.jp/opn_lctr/spc2015/ongaku

美学校の通年講座「美楽塾」の講師・JINMOがお送りする全4回の特別レクチャー。
私たちが普段何気なく聞いている"音楽"には一体どんな世界が隠されているのでしょうか。
豊富な経験に裏打ちされた幅広い知識を持つJINMOをとともに"音楽"について様々な視点から掘り下げていきます。

・4月9日 / 第1回「蝶はいかにして歓喜を飛ぶのか?」
蝶がただ飛ぶ映像。楽しい曲をBGMにすると蝶は楽しそうに飛び、悲しい曲では悲しく飛んでいるように認識されます。
私たちの意識に喜びや、楽しみをもたらす音響現象とは? ヒトの情緒に直接作用する音響現象を解き明かします。

・4月16日/ 第2回「無限なる4分33秒」
音楽と音響との境界を揺るがした記念碑的作品、ジョン・ケージの“4分33秒。
これを聴く時、私たちは記号化された音楽から抜け出し、非記号化された音(楽)に抱かれます。
12平均律の発明以降、私たちが失っていた音楽の原初の力をたたえる“非記号化音楽”の復権と、
より深い感情への働きかけについて、考察します。

・4月30日 / 第3回「脳ができないこと」
聖書・使徒言行録に記録された"異言現象(Glossolalia)"。
より広義に於いて、意識的制御の彼岸から打ち寄せるオートマティズムの奔流は、2,000年後の今日でも、なお生じています。
表現の産まれる瞬間・現場である"即興"という現象について、実際に演奏をふんだんに交えながら、考察していきます。

・5月7日 / 第4回「JINMOのギター表現について」
様々な特殊奏法、新素材を使用した特殊ギターや特殊ピックなど、メンタルにもフィジカルにも、
既存のものに囚われない奔放なアプローチを駆使して、160作以上のアルバムをリリースし続けるJINMO。
最終回は彼のギターでの表現に特化して、そのアプローチの仕方を具体的に解き明かしていきます。

講 師:JINMO
日 程:2015年4月9日(木)、16日(木)、30日(木)、5月7日(木)[全4回]
時 間:19:30〜21:30
場 所:美学校 本校
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
03-3262-2529(13:00〜18:00)
アクセス:都営三田線、新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A3出口より徒歩5分。
東京メトロ東西線「九段下」駅より徒歩5分。JR水道橋駅東口より徒歩8分。

料 金:9800円
定 員:10名(先着順)
申込み:ページ下部の申込みフォームよりお申込みください。
http://bigakko.jp/opn_lctr/spc2015/ongaku#apply

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年3月25日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
特報です。

先日、お知らせした2013年以来の”美学校ハック”。
いよいよ明後日になりましたが、なんとその翌日にも、実に興味深いイベントがおこなわれるのです!
いずれも見逃すと、とってももったいない!!!

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【芸術を考える会 第1回】

発起人 小倉正史(美術評論家)、JINMO(表現者)

芸術について語り合う座談会、その名も「芸術を考える会」を東京銀座にて開催いたします。参加者と意見を交換しながら、芸術とはどうあるべきか?をシェアする場になります。
現代の芸術の在り方に居心地の悪さ、疑問点、問題点を感じている方参加大歓迎です!
芸術に関しての知識、芸術に関わったことのある経験の有無は問いません。
ご興味ある方、ご参加お待ちしております!

日時 2015年3月28日(土) 19時-21時
場所 銀座ルノアール会議室(参加ご希望の方に後日詳細をお送りします)

発起人プロフィール

小倉正史(美術評論家)
国際美術評論家連盟会員。1994年にフランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ賞受賞。“大地の魔術師たち”(ポンピドゥー・センター、パリ、1989年)の企画協力、“サルキス Zone 展”(北関東造形美術館,前橋、1994年)“杉本博司展”(カナダ大使館ギャラリー、東京、1996年)など美術展企画多数。共著に「現代美術 アール・ヌーヴォーからポストモダンまで」(新曜社)等。翻訳にアンドレ・レスレール「アナキズムの美学」(現代企画室)、ブレーズ・ガラン「芸術からの解放」(青弓社)等。

JINMO(表現者)
http://www.jinmo.com

会場費 500円(別途ドリンク代)
申込み先 moi@jinmo.com

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【美学校ハック】

美学校ハック再襲!

2013年に一般公開され大好評だったJINMOの無伴奏ギター独奏会"美学校ハック"。
美学校からのリクエストにより、この度"美学校ハック"の再襲が、2年ぶりに決定いたしました。

日本国内におけるJINMOの無伴奏ギター独奏の形態での演奏会は、近年、限られた招待客のみを対象とした閉鎖的なものとしておこなわれてきました。

今回の"美学校ハック"は、その爆奏を一般に御体験いただく貴重な機会となります。

来る2015年3月27日、神田神保町の美学校に、JINMOがJinmoidを携えて現れます。
最大音圧120dBの爆奏と、強力なストロボ・ライト(高輝度LEDが288発!)の高速明滅が、あなたの五感と美学校をハックします。

この機会を失すると、次回はいつになるのか関係者にも判りません。
ちなみに先日、全米ツアーを大成功の内に帰国したJINMOの、これがツアー後、初の国内演奏会になります。
音響処理機材も完全に一新され、どのような音で、どのような演奏になるのかも予想がつきません。
どうぞ、万難を排して、わくわくしながら御駆けつけくださりますようお願い申しあげます。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

2015年3月27日(金)
会場/美学校
住所/東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
03-3262-2529(13:00〜18:00)
http://www.bigakko.jp
開場/19:30、開演/20:00
予約/2,000円、当日/2,500円、美学校生/1,500円
御予約は以下URLの予約フォームから
http://bigakko.jp/event/2015/bigakko_hack

アクセス/都営三田線、新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A3出口より徒歩5分。
東京メトロ東西線「九段下」駅より徒歩5分。JR水道橋駅東口より徒歩8分。

【重要な御注意】
安全確保のため、立ち見はご遠慮いただきますので、椅子がいっぱいになる入場者数に達した時点で、入場制限をおこないます。
確実な御入場を望まれる方は、 お早めの御入場をお薦めします。
また、癲癇、心臓疾患等の既往症や体調不良の方、妊娠中の方等はこのイベントへの参加はお見合わせください。
公演内容を把握され、万が一の不測の事態が肉体的・精神的に発生した場合においては参加者各々の自己責任として応じて頂ける方のみ、御参加ください。

(Avant-attaque:HARI)

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年3月23日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算185作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『宮沢賢治は“春と修羅”の巻頭に、“わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電灯の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電灯の ひとつの青い照明です (ひかりはたもち その電灯は失われ)”と記した。自我を現象とした上で、その実存を“電灯”というエレクトリックなものに例え、しかもそれが“有機”であるとしたことに、私は非常に興奮を覚える。脳内のシナプスでの発火は、まさしく有機の電灯であり、その回路が自我と知覚世界を形成するという、今日的には“クオリア問題”と呼ぶべきものへ見事に触れている。私はこの宮沢賢治の”有機的なエレクトリックなものの概念”に、透明な美と真理を感じている。』(JINMO)

第185作めのソロアルバム、その名も、“Orga Redux”。
2014年8月9日にリリースされたアルバム”Orga”の続編となります。。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/166orgaredux.html

有機、組織、器官、臓器などに関わる意味を表す多く単語が、“Orga”で始まります。
冒頭のJINMOの言葉の中の”有機的なエレクトリックなものの概念”として、この4文字がタイトルとされたのでしょう。
また”Redux”とは、”帰ってきた、戻ってきた、再来”などの意味があります。

前作と同様に、本作も27の小曲から成ります。
いずれもBPM=140で三連符を基調としています。
これは非常に激しい運動をした時の心拍に近いです。
強烈なビート、複雑に絡むパンニング、獣の叫びのような音、中低周波での通奏音、そして各曲のエンディングは“発火”のようでもあります。
”有機的なエレクトリックなものの概念”が音として表現されていると感じました。
またこのBPMが、なんだか楽しく歩いている時の感じのようで、音の力強さと相まって、聴いている内にポジティブで楽しい気分になりました。

たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
また可聴域すべてを満たし、それ以上の超音波帯域も含んだオーケストレーションが成されていますので、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ジャケットはJaakko Saari氏が撮影した美しい写真です。
本作の有機、組織、器官、臓器のイメージ、非常にカラフルな音、そして有機的なエレクトリックなものの概念に、見事に相応しいものだと思います。

ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Impromptu 140424”から僅かに27日。
通算第185作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第166作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Orga Redux】ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/166orgaredux.html

2015年3月23日リリース
全27曲(total 01:02:06)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:425.7MB
ジャケット写真:Jaakko Saari ( http://www.hiyayaakko.com/ )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 29.81ドル

<ギター、コンピュータ>

【収録曲目】
01. Orga 28 (02:18)
02. Orga 29 (02:18)
03. Orga 30 (02:18)
04. Orga 31 (02:18)
05. Orga 32 (02:18)
06. Orga 33 (02:18)
07. Orga 34 (02:18)
08. Orga 35 (02:18)
09. Orga 36 (02:18)
10. Orga 37 (02:18)
11. Orga 38 (02:18)
12. Orga 39 (02:18)
13. Orga 40 (02:18)
14. Orga 41 (02:18)
15. Orga 42 (02:18)
16. Orga 43 (02:18)
17. Orga 44 (02:18)
18. Orga 45 (02:18)
19. Orga 46 (02:18)
20. Orga 47 (02:18)
21. Orga 48 (02:18)
22. Orga 49 (02:18)
23. Orga 50 (02:18)
24. Orga 51 (02:18)
25. Orga 52 (02:18)
26. Orga 53 (02:18)
27. Orga 54 (02:18)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年3月18日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算184作目のソロアルバム“Impromptu 140424”が、ver.2にバージョン・アップされました。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/165impromptu140424.html

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ver.2になっての改変箇所は、

- ID3タグの表記ミスの修正。

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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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『毎月1回のペースで継続開催していた無伴奏ギター独奏会“Life”は、2012年12月で終了した。そう、このシリーズは確かに終了したが、実は演奏会は別の形で継続され続けていた。それは一般には完全非公開のもので、死霊相手におこなわれるもの。何モノにも囚われぬ自由な演奏を目指し、“Life”も大方それを実現していたのだが、どうしても生きた人間を目前にしては、その喜びや緊張感などが奏者にフィードバックされ、次に奏でる音に少なからずの”影響”を与えていた。この”影響”は、言わば次に奏でる音の表現上の方向性を示すという、つまりは奏でてはならぬ音をも明確にしてしまう“制限”と同義であった。何モノからも解き放たれ、完全に自由な次音の発生実現には、生きた人間が障壁となっていた。そこで私は無人での演奏会によりその実現に臨んだ。しかし完全に無人というのは、実は難しい。物理的に人は存在しなくても、奏者の感覚に於いては何モノかの臨在感を消し去る事ができなかった。私はその見えざる観客を“死霊”と呼称した。この死霊の存在が、完全に無人であるよりも良い影響を奏者に与えると気づくのに、そう時間はかからなかった。“死霊”のお陰で、私は無人という状態に囚われることからすらも解き放たれたのだから。この死霊相手の無伴奏ギター独奏会を、私は目指す完全即興から“Impromptu”シリーズと名付けた。』(JINMO)

第184作めのソロアルバム、その名も、“Impromptu 140424”。
“Impromptu”シリーズの第7作です。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/165impromptu140424.html

JINMOの演奏中の途切れる事、淀む事、滲む事の無い意志と集中力の長時間継続。
今迄も驚き続けたのですが、本作では『一切の演出の排除されたエネルギー体の実存』の記録、という印象で、驚きと共に、思わず「天晴れ」と言いたくなる様な、あきれるような清々しささえも感じる私です。

JINMOのギター独奏時の特徴的スタイルのひとつに、高速複雑で極微細な即興があります。
これをJINMOはグロッソラリア系と呼称しています。
グロッソラリアとは“異言”と訳されるキリスト教用語で、祈りの熱情が極限的になった時、本人の意識から切り離されたように舌が高速で動きだし、未知の言語的発生を猛烈におこなってしまう状態を指します。
本作も典型的なグロッソラリア系表現と言え、ここでは総ての音がたった1本のギターで奏でられています。
手指が、奏者とは別に、それぞれに独立した意思を持って、能弁に語り始めたような複雑な音です。

音楽的な時間認識に於いては、律動についても、単位時間内での周波数の変化や合成の仕方についても、そこに“単純さ”と“複雑さ”が相反するものではなく、未分化に併存しているとJINMOは考えています。
乱暴に言ってしまうなら、非常に単純に聴こえる表現でもミクロにおいては、非常に複雑なものの絡み合うような複合体であったり、逆に非常に複雑に聴こえる表現でも俯瞰するなら、非常に大きく単純なものの一部であったりという事です。
JINMOはこれをよく、大河の流れや、星雲の様子、海岸線の状態などで例えて説明しています。
この考えが、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所のひとりマレー・ゲルマン博士の概念“プレクティクス”に近似しているため、JINMOは好んでこの単語を使います。
因みに、プレクティクスとは“複雑”と“単純”の意味を持つラテン語を合成したゲルマン博士による造語です。

またグロッソラリアは人為的意識的な表現から距離を置くものであり、1920年代にアンドレ・ブルトンらシュールリアリスト達が、新たな芸術運動のひとつとして実践していた“オートマティスム”の、純化された本来的姿であるともJINMOは捉えています。

『“美は痙攣的なものだろう、それ以外にはないだろう”と、アンドレ・ブルトンは1928年の著書“ナジャ”で明言した。この痙攣とは、原文では不随意な肉体の動きを表す医学用語としての、“CONVULSIVE(痙攣)”が用いられている。ここに、私はブルトンが用いていた“オートマティズム”との関連を明確に感じるし、私に於いての“グロッソラリア”との相似を感じざるを得ない。』(JINMO)

このJINMOの言葉は、そのブルトンが“美”を語るにおいて、不随意な肉体の動き、“痙攣”を持ち出したのを受け、自己の表現との関連から述べたものです

“Life”シリーズ全作品と“Impromptu”シリーズ第1作は、ギターアンプからの音をマイクで収録したものでしたが、本作ではマイクを使わず、ギターアンプからのライン出力をそのまま記録するライン・レコーディングでおこなわれました。
総ての音は、その時、1時間15分28秒に渡って途切れなくJinmoidを使用して演奏されたままに記録され、録音後に空間処理を加えた以外は一切、編集や加工はされていません。
言わば、ドキュメンタリー作品のようなものです。

聴き進む内に、非常に複雑に思える音のひとつひとつは、言わば波の雫のひとつひとつであり、俯瞰してそこに渺茫たる太洋が静かに在るのにやがて気づくでしょう。

ジャケットは丹野徹氏がデザインした美しい十字架ロゴが中心に据えられたシンプルなものです。奏者(生霊)と死霊を繋ぐに、これほど相応しいものは無いと思います。

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因みに本作を含むシリーズ6作品のレコーディング・データは以下の通りです。

07【Impromptu 140424】
2014年4月24日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
タッピング
ライン録音
1時間15分28秒
2015年2月24日リリース

06【Impromptu 140423】
2014年4月23日(水)録音
東京ビュックにて
Ideyha Giga(x-18-18-18)
Jinmoidの総てのノブはフラット
タッピング
ライン録音
1時間15分16秒
2014年11月6日リリース

05【Impromptu 140327】
2014年3月27日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
ライン録音
3時間17分42秒
2014年9月10日リリース

04【Impromptu 140326】
2014年3月26日(水)録音
東京ビュックにて
Z-Vex(x-07-07-17-17)
Jinmoidの総てのノブはフラット
ピッキング
ライン録音
57分08秒
2014年7月26日リリース

03【Impromptu 131207】
2013年12月7日(土)録音
アトリエにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
ライン録音
2時間5分32秒
2014年5月16日リリース

02【Impromptu 130913】
2013年9月13日(金)録音
アトリエにて
YAMAHA THR10X(BROWN I)
Jinmoidの総てのノブはフラット
ピッキング
ライン録音
1時間11分54秒
2014年3月13日リリース

01【Impromptu 130603】
2013年6月3日(月)録音
アトリエにて
ALBIT GC-1、ZT Amp Lunchbox
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
マイク録音
56分42秒
2014年1月27日リリース

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

通算第184作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第165作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。

(Avant-attaque:HARI)

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【Impromptu 140424】ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/165impromptu140424.html

2015年2月24日リリース
2015年3月18日 ver.2アップデート
全4曲(total 01:15:28)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:307.3MB
ジャケット・ロゴ・デザイン:丹野徹 ( http://www.torutanno.com/ )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 30.00ドル

<無伴奏ギター独奏、ライブ録音>

【収録曲目】
01. Impromptu 140424 (01:15:28)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年3月12日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
たいへん久々に一般公開での無伴奏ギター独奏会がおこなわれます!

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【美学校ハック】

美学校ハック再襲!

2013年に一般公開され大好評だったJINMOの無伴奏ギター独奏会"美学校ハック"。
美学校からのリクエストにより、この度"美学校ハック"の再襲が、2年ぶりに決定いたしました。

日本国内におけるJINMOの無伴奏ギター独奏の形態での演奏会は、近年、限られた招待客のみを対象とした閉鎖的なものとしておこなわれてきました。

今回の"美学校ハック"は、その爆奏を一般に御体験いただく貴重な機会となります。

来る2015年3月27日、神田神保町の美学校に、JINMOがJinmoidを携えて現れます。
最大音圧120dBの爆奏と、強力なストロボ・ライト(高輝度LEDが288発!)の高速明滅が、あなたの五感と美学校をハックします。

この機会を失すると、次回はいつになるのか関係者にも判りません。
ちなみに先日、全米ツアーを大成功の内に帰国したJINMOの、これがツアー後、初の国内演奏会になります。
音響処理機材も完全に一新され、どのような音で、どのような演奏になるのかも予想がつきません。
どうぞ、万難を排して、わくわくしながら御駆けつけくださりますようお願い申しあげます。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

2015年3月27日(金)
会場/美学校
住所/東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
03-3262-2529(13:00〜18:00)
http://www.bigakko.jp
開場/19:30、開演/20:00
予約/2,000円、当日/2,500円、美学校生/1,500円
御予約は以下URLの予約フォームから
http://bigakko.jp/event/2015/bigakko_hack

アクセス/都営三田線、新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A3出口より徒歩5分。
東京メトロ東西線「九段下」駅より徒歩5分。JR水道橋駅東口より徒歩8分。

【重要な御注意】
安全確保のため、立ち見はご遠慮いただきますので、椅子がいっぱいになる入場者数に達した時点で、入場制限をおこないます。
確実な御入場を望まれる方は、 お早めの御入場をお薦めします。
また、癲癇、心臓疾患等の既往症や体調不良の方、妊娠中の方等はこのイベントへの参加はお見合わせください。
公演内容を把握され、万が一の不測の事態が肉体的・精神的に発生した場合においては参加者各々の自己責任として応じて頂ける方のみ、御参加ください。

(Avant-attaque:HARI)

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年3月5日号) +++


特報です。
新たな美と知の子宮、あの”美学校”で、異様なまでにユニークな展開を実践するJINMOの講義が、一般公開されます。
ゲストに”孤独のグルメ”原作者で著名な久住昌之氏を迎えての、楽しい講義です。
このレアな機会に、どうかあなたも是非、貪欲に御参加ください。

http://www.jinmo.com/nou.html

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3月9日(月)「美楽塾」公開授業 ゲスト:久住昌之

通年講座「美楽塾」の公開授業を3月9日に開催します。ゲストは、当校講座「久住昌之の脳内散歩室」講師であり、『孤独のグルメ』の原作者としても知られる久住昌之さんです。公開授業はどなたでもご参加可能です。お気軽にご参加ください。

http://bigakko.jp/opn_lctr/bigakujuku/0309

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「時間や社会に囚われず幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気を使わず物を食べるという孤高の行為。この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。」
漫画というメディアが一般化する以前から、夏目漱石、芥川龍之介、永井荷風など多くの文学者達がインプット(感受)としての「食」に魅せられ、直結したアウトプット(表現)をエッセイや私小説として記してきた。五感の内、視覚、聴覚はデータ化して伝達、保存できるが、「食」感受の中核を成す味覚、嗅覚、そして触覚(食感)は現代の科学を以ってしても、未だ伝達、保存ができない。この数万年の間、我々は「食」についてのデータを、感受者の主観によってテキストに変換されたものを以って受け取る以上の手立てを持てていない。
漫画というメディアが一般化して以降は、包丁人味平、美味しんぼ、ザ・シェフ、クッキングパパ、ミスター味っ子など、多くの「食」漫画作品が生み出された。
しかし、そのほとんどが「食」をテーマではなく、フィールドとしての「食」に展開されるスポ根的だったり人間模様だったりというドラマチックな劇であったり、レシピを伝えようとするハウツー作品であったり、グルメ・レポート作品だったりする。
私が”孤独のグルメ”に魅了されるのは、主人公は「食」の専門家ではなく、ただの男であり、訪れる店も大衆食堂がほとんどであり、酒も飲まず、腹が減れば店に入り、食い終わればとっとと出てくるだけで、「孤独」であるから会話らしい会話も無く、ましてや劇的な人間ドラマが展開される訳でもなく、ただ店内に居る間の脳内呟きのみが、作品宇宙の核を成しているという点だ。
私はずっとここに永井荷風的な飄々としながらも、頑とした孤高のダンディズムを感じ、嬉しくなるのである。
テレビドラマ化された”孤独のグルメ”は、主演俳優の見事な演技や、映像演出や、BGMの効果により、やはりドラマチックな要素が強調添加されて、それはそれで良いのだが、私にはやはり、谷口ジロー氏のハードボイルドで緻密な絵により、主人公の内的世界によりフォーカスされた繊細な原作が好きだ。
原作者にお会いしたい、いろいろとお話しを伺いして、一緒に楽しい時間を過ごしてみたい。
「皆藤さん、美楽塾のゲストに原作者の久住昌之さんをお呼びしてよ」
こんなお願いを快諾してくれた美学校の皆藤さん、そして久住さんのおかげで、3月9日(月)ついに実現する。
もちろん麦ジュースや井戸水もご用意いたしますよ。
(JINMO)

講 師:JINMO
ゲスト:久住昌之
日 程:2015年3月9日(月)
時 間:19:30〜21:30
参加費:1500円(1ドリンク付き)
申込み: http://bigakko.jp/opn_lctr/bigakujuku/0309
会 場:美学校 本校
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
※公開授業はどなたでもご参加可能です。お気軽にご参加ください。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)